「退職したいが、上司に切り出せない」
「自分が辞めたら職場が回らなくなるという罪悪感で退職に踏み切れない」
「誰にも気付かれずに会社から自分の存在を消したい」
退職って、それを考えるだけでも精神的に辛いですよね。定年以外で円満退職できる人なんて果たしてこの世にどのくらいいるのでしょう?
あらゆる圧力をかけて巧みに社員を辞めさせない不届きな企業は相変わらず堂々と社会に存在し続けています。
そうした企業で働く多くの人が潜在的に「退職したい」と願っている一方、退職までの心理的ハードルの高さに断念し、諦めの日々を送っているのではないでしょうか。
そのニーズを汲み取って出てきたのが、退職に関して憂鬱なタスクである交渉などを代行してくれる『退職代行サービス』です。
正社員でも、契約社員でも、アルバイトでも、パートでも関係ありません。
契約したその日から会社とのやりとりは一切なし。会社から完全に自由になれるんです。
退職を切望している人には救世主のような存在ですよね。
しかし退職代行市場の拡大と共に怪しい業者が増えてしまい、
「契約したのに辞められない」
「代行による退職が違法認定され無効になった」
といったケースが出てきたのも事実です。
「退職代行に頼んだのに失敗なんて絶対にしたくない!」
そんなあなたのために、退職代行サービスを調べに調べて、厳選した3つをお伝えしていきます!
退職代行ランキングBEST3をチェックする
本記事を執筆している坂本と申します。
ランキングには関係ないので無駄かもしれませんが、どうしても私の過去を少し書きたくなりました。ここを読めば、私がどうしてこの記事を書いたのか分かって頂けると思います。
「早くサービス選定の3つのポイントを知りたい」という方はこちらへどうぞ。
⇒3つのポイントをチェックする
「まずはランキングを知りたい!」という方はこちらへどうぞ。
⇒ランキングをチェックする
私は社会人になり始めの頃、入社した会社を半年足らずで辞めた経験があります。
その時に痛感したのは「会社って辞めるのキツイな……」ということでした。
何しろ会社を辞めるとは、
「こんな会社で働けねーわ」
という意思表示です。
手続き以前に、まず上司に退職を切り出せません。
結局辞めることはできたのですが、色々としこりは残りました。
それによって精神的に疲労困憊……。今思い出してもただただ辛かった。
その経験が、今思い出しても悔しいんです。
再就職にも響きましたし、ひょっとしたら他にも何か大きな損をしていたかもしれません。
でも今だったら退職代行サービスがあるんですよね。
法に則って、何の心配も不安もなく安心確実に職場と縁が切れる。そんなニーズがある世の中自体どうかとは思いますが、正直そんな便利なサービスが昔からあったなら当時の自分は飛びついたと思います。
そもそも退職で悩むということ自体、あなたは極めて誠実な人間です。適当な奴なら特に罪悪感なくしれっと離職しますし、さらにヤバイ奴は職場からバックレます。
この記事はそんな「会社を辞めたい」「現場の人数が足りなくて同僚が困る」「上司に言い出せない」という真面目で誠実なあなたに向けてまとめようと思い立ち、書きました。
それに、この記事で救われる人が一人でもいるとすれば、当時苦しんだ自分の魂の供養にもなると思いました。
この記事を読む事で
「退職代行を検討しているけど、どうやって選んだらいいかわからない」
という悩みは解消されます。
かつて退職で苦しんだ経験がある私が、似たような状況にあるあなたに寄り添うために退職代行サービスを調べまくった結晶がこの記事なのだと思って下さい。
本記事があなたの今後の人生が良い方向へ進むひとつのきっかけとなったなら、書き手としてこれほどうれしいことはありません。
長くなりました! それではさっそく本題に入っていきますね。
失敗しない退職代行サービス選びの3つのポイント
ランキングを発表する前に退職代行サービスで“失敗しない3つのポイント”をお伝えします。
退職代行サービス選び3つのポイント
1.運営元
2.退職の代理や交渉が出来るかどうか?
3.金額と振込先
- 運営元
確実に辞められる業者を選び、詐欺業者を選ばないようにするにはここが最も重要です。
サービスが「きちんと法に適合した労働組合によって運営されているか?」は、絶対に外してはいけないポイントとなります。
ここをチェックすれば候補をかなり絞り込めるでしょう。
そもそも退職代行サービスは2018年にNHKのクローズアップ現代が取り上げたことから急速に世の中に認知されるようになった感があります。
それ以降、多くの業者が「退職代行始めました!」と一気に市場に参入したんですね。
当然ながら、きちんとした業者の方がはるかに多いのですが、中には悪質な業者が混じります。
そういった業者によって、
・交渉の代理をまともにしてくれない
・入金から音沙汰がない
・辞められない
こういった被害が報告されるようになってしまいました。
サービス提供者の母数が多くなるほど玉石混交になるのは必然。
だから運営元が重要なんです。
「労働法規の遵守が存在意義である労働組合」と、「利益追求が存在意義である株式会社」では、どちらの方により強い信頼を置きますか? という話ですね。
「きちんと法に適合した労働組合によって運営されているか?」
これは最重要です。覚えておいてくださいね。
2.退職の代理や交渉が出来るかどうか?
これは1の運営元の選定がきちんとできていれば自然とクリアされるケースが大半です。
もしダメな業者に依頼してしまった場合、そもそもまともに交渉さえしてくれません。
それに、きちんと交渉してくれて辞めることができた……と思ったら、手続きが間違っていてその退職が適法とされなかった……といった悲劇も報告されています。
これは、きちんとした業者を選べなかった代償として十分に起こり得るケースなのです。
3.金額と振込先
これは退職代行に限りませんが、相場と比較してあまりにも安すぎる金額を提示しているサービスには必ず何かがあります。
特に退職の交渉というからには、必ず人が動きますよね。
それはつまり、そこに相応のお金が発生するということです。
その額が安すぎるということは、そうやって人が動く手間がどこかで省略されている可能性があります。
退職代行の業者・サービスを調べていくと、実はまともな業者同士であれば金額にそこまで大きな違いはないことに気付くでしょう。
退職代行は何十万もするような超高額サービスではありません。数千円の違い程度であれば安心料だと思って欲しいのが正直なところです。
少なくとも「ちょっと安い」ということをサービス選定の一番の理由とすべきではないでしょう。
そんな理由で選んだ業者がダメな業者だった……など、この記事をご覧頂いている方に絶対に犯して欲しくないミスです。
なお、振込先やクレジット決済の発行元が労働組合だと安心です。
口座名義が怪しいかそうでないかは必ず確認しましょう。
労働組合ならまず安心、株式会社だと中にはわずかにではありますが悪質な業者が混じる感じですね。個人名の口座だったらかなり注意が必要でしょう。
以上のポイントを踏まえて厳選したサービスをランキングBEST3で発表します。
あなたにぴったりのサービスを見つけてくださいね。
退職代行おすすめランキングBEST3
1位:退職代行ガーディアン
確実性と手軽さで、退職代行ガーディアンを1位とさせて頂きました。
まず何より東京都労働委員会に認証されている、法適合の合同労働組合「東京労働経済組合」が直接運営しています。
そして東京労働経済組合は1999年から活動実績があります。
これは安心以外の何物でもありません。
法に則った手続きで、これまで退職に成功しなかったケースはないと謳っています。
労働組合が交渉してくれるので、拙い業者が下手に不慣れな弁護士に退職交渉をさせて違法認定されてしまい、退職できなかったというケースなどとは完全に無縁です。
退職に関する代理交渉は労働組合じゃないとダメなんです。
もし会社がとんでもないブラック企業で、刃向かってくる相手全てに圧力をかけてくるようなモンスターの場合であっても東京労働経済組合が団体交渉を起こして守ってくれます。
もちろんあなたの上司がモラハラ、パワハラ気質の曲者であっても、あなたは一切対応する必要はありませんよ。
難易度によって支払い金額が異なるということもありません。
ブラック企業やモラハラ・パワハラ上司を相手にする大変そうなケースだとあなたが感じていたとしても、料金は一律29800円+追加料金なしです。
繰り返します。
どのようなケースでも料金は一律29,800円追加費用なしで会社を確実に辞められます。
あなたが
「こんな会社・上司とやり合わずに済むなら全財産払っても安い」
「このまま辞められないならいっそこの世から消えようかな」
などと一度でも思ったことがあるなら、すぐに相談ですね。
面談などはなく、相談→依頼→退職のやりとりをスマホで完結できます。
もちろん電話でも可能です。
手軽過ぎる……。つくづく「自分が若い頃にあったら良かったのに」と思います。
2位:SARABA
こちらも労働組合が運営しています。
その点では退職代行ガーディアンと同じですね。
ただこちらは、退職代行サービスを立ち上げてから退職代行業務を円滑にするために労働組合を立ち上げたという経緯があります。
つまり労働組合として立ち上がったというよりは、退職代行業務を強化・円滑にするために作られたというわけですね。
もちろん労働組合として退職代行以外の業務も普通に機能しているのなら問題はないのでしょうが……しかし、私はこの点から感じられる少々強めのビジネス臭が気になりました。
ちなみに1位に挙げた退職代行ガーディアンの運営元である東京労働経済組合は1999年から労働組合として実体のある活動をしています。
詐欺的な、あるいは稚拙な退職代行サービス業者に対抗して健全なサービスを提供するという理念には大いに納得できます。
SARABAに限りませんが、同じ労働組合が運営しているサービスとして比較してみて、どうしてもこの点が気になりますね。
ちなみにSARABAは27000円と退職代行ガーディアンの29800円よりも2800円ほどリーズナブルです。
個人的には、歴史ある労働組合が運営しているという信頼感があるので価格面を含めても退職代行ガーディアンが一歩先を行く1位という位置づけなのは変わりませんでした。
あと返金保証制度がありますが、その評価はどうなのかということは、第3位のところでまとめて記述します。
3位:【男の退職代行】&【わたしNEXT】
同じ男性用退職代行サービスと女性用退職代行サービスです。
男性と女性で分かれていますが、提供してくれるサービスは同じです。
特徴としては価格設定ですね。
アルバイトは19800円、正社員は29800円となっています。
アルバイトの方はどうしても金銭的に余裕がないことが多いですよね。その場合、価格面を含めてこちらのサービスを検討しても良いと思います。
こちらも運営元は労働組合ですが、退職代行SARABAと同様に退職代行サービス立ち上げ→労働組合立ち上げのパターンです。
2位の項目でも書きましたが、元々長い活動実績があった労働組合がサービスを始めてくれたパターンの方が、信頼という点ではやはり一歩上に置かざるを得ないかなという見解です。
ちなみにこちらも退職代行SARABAと同様、返金保証制度がありますね。
この返金保証とは、「退職が成功しなかった場合、料金をお返ししますよ」ということです。
これ、一見するととてもホワイトな響きで聞こえは良いのですが、この制度が使用される事態など、本来絶対に起こってはならないこととなります。
私にはこの返金保証というワードは、他の業者が強みとして打ち出しているので、それらの業者に見劣りしないように表記しているに過ぎず、この制度自体にはあまり意味がないように感じました。
よって業者・サービスを選定する決め手どころか、ポイントにはならないと思います。
退職代行サービスおすすめBEST3比較表
以上、ここまで書いてきたことを比較表としてまとめてみました。
あなたにぴったりの退職代行サービスはどれか、比較して選んでみてくださいね。
サービス名
退職代行ガーディアン
退職代行SARABA
【男の退職代行】&【わたしNEXT】
労働組合運営
二重丸
〇
〇
問い合わせ
LINE・メール・電話
LINE・メール・電話・フォーム
LINE・電話・フォーム
価格
29800円
27000円
29800円
(パート・アルバイト19800円)
当サイトでは1位に挙げさせて頂いた「退職代行ガーディアン」が最もおすすめという結論です。
運営元が1999年から活動実績があります。
そしてサービス立ち上げの経緯も「退職代行トラブルを社会から一掃したい」という極めてまっとうなものであり、きちんとした理念が感じられます。
だから信頼面では一段上です。
価格面でも全て込みで29800円とリーズナブル。
何よりサービス立ち上げから退職代行に失敗したことがないというのも大きなポイントです。
なぜ退職代行サービスに依頼するのか? それは退職にまつわる精神的苦痛を一切捨て去って、新しいスタートを切りたいためですよね。
そのためには依頼=成功。これこそが最も重要なポイントです。
間違っても「退職代行が違法認定されました……」などという失敗の報告を受けるようなことがあってはならないんです。
仮に失敗して、お金を返してもらったところで、そこには必ず「状況悪化による精神的負担の増大」と、「大変になってしまった状況を引き受けてくれる業者探し」という巨大なダブルパンチがついてきます。
ただでさえ退職で悩んでいるところに退職代行でもトラブルでは、本当に精神を病みかねません。
大切なのは依頼=成功となる業者を選ぶ事です。
何事にも「絶対」はありませんが、どの業者を選択したとしても、まずは「自分のケースだったら退職できるかどうか」を無料相談から始めることです。
それはどの業者も受け付けてくれています。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
最後に私からお伝えしたいことがあります。
退職の意思を固めているけど今は切り出す最適なタイミングをはかっている最中という方、いらっしゃるかと思います。
そういう方は、とりあえず当ページでお伝えしたサービスに今すぐ相談してみるべきです。
申し込む、申し込まないは別で、まずは相談です。
そうすることで煮詰まった状況を前進させましょう。
「今すぐ」です。
ただただ考えて浪費する時間と精神力が非常にもったいない。それよりも次の職場に意識と労力を傾ける方が遥かに大切です。
さらに言うなら、もう退職することが決まっているならタイミングなど考えず、今すぐそこから立ち去るべきではないかと思うのですがどうでしょうか。
あなたが所属しているのがブラック企業であるなら尚の事です。
「すでに退職の意思を伝えているのになぜかもう半年も余分に働いている」という人もですよ! 適切なタイミングは「今この瞬間」です!
あと、おそらく気付いていないと思いますから私が指摘させて頂きますね。
このページを見ている=退職代行について調べているあなたは、少なくとも職場放棄・バックレは考えていないということだと思います。
それだけであなたは相当素晴らしい人であるということを自覚してください。
世の中には、退職するにしてもどれだけ人の道を外れたことをする人がいるか、あなたは知らないだけなんです(知ってしまって、下手にそういった行為を真似されても困るので、知らないままで良いのですが……)。
退職代行の助けを借りてきちんと法に則って退職をすることは、間違いなく正当な行為です。
職場や上司に遠慮してタイミングをはかったり、ましてや罪悪感を持つ必要はありません。
それだけは改めてお伝えしたいと思いました。
退職は、あなたが持つ権利です。絶対に忘れないでくださいね。